添田豪監督がイギリス戦の日本代表メンバー5人を発表 [デビスカップ]

写真はワールドグループⅠコロンビア戦での添田豪監督(手前)と錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」予選1回戦「日本対イギリス」(1月31日、2月1日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の日本代表メンバーを添田豪監督が発表し、西岡良仁(ミキハウス)、ダニエル太郎(エイブル)、錦織圭(ユニクロ)、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)、柚木武(イカイ)の5人が選ばれた。

 両国は過去2戦(1931年、2016年)してイギリスが2勝しており、前回対決した2016年3月のワールドグループ1回戦(イギリス・バーミンガム/室内ハードコート)ではイギリスが3勝1敗で勝っている。

 長い歴史を持つデビスカップは2019年に国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(ITFとコスモスのパートナーシップは既に終了)によって開発された新フォーマットに変更されたが、2025年から新たな形式で開催されることになっている。

 今年まではホーム&アウェー方式の予選ラウンドを経てグループステージのラウンドロビン(4チームによる4グループの総当たり戦)を勝ち抜いた8ヵ国が決勝トーナメントに進出して世界一を争ったが、来年からはホーム&アウェー方式の予選1回戦(26ヵ国13対戦)と予選2回戦(14ヵ国7対戦)を勝ち抜いた7ヵ国が『ファイナル8』に進出し、開催国を加えた8チームがトーナメント方式で戦い優勝チームを決定する。

 ホーム&アウェー方式がシングルス4試合とダブルス1試合(初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合)の3ポイント先取、トーナメント方式はシングルス2試合とダブルス1試合の2ポイント先取で勝者を決め、原則的に勝敗がかかる試合はすべてベスト・オブ・3セットマッチで行われる。

 日本は今年のワールドグループⅠプレーオフ(2月2、3日/エジプト・カイロ/クレーコート)でレバノンを3勝1敗で破り、ワールドグループⅠ(9月14、15日/東京都江東区・有明コロシアム/ハードコート)ではコロンビアを3勝1敗で下して予選ラウンド進出を決めていた。

 対するイギリスはワイルドカード(主催者推薦枠)でファイナルズに進出したが、グループステージ(イギリス・マンチェスター)で2勝1敗の3位に終わって決勝トーナメントに進出できなかった。

 この対戦の勝者は9月の予選2回戦に進出し、敗者はワールドグループⅠに回る。

※世界ランクは12月23日付

デビスカップ予選1回戦|日本代表メンバー

西岡良仁(ミキハウス:シングルス69位/ダブルス--位)
ダニエル太郎(エイブル:シングルス84位/ダブルス856位)
錦織圭(ユニクロ:シングルス106位/ダブルス--位)
綿貫陽介(SBC メディカルグループ:シングルス375位/ダブルス1260位T)
柚木武(イカイ:シングルス1388位/ダブルス152位)

監督◎添田豪(公益財団法人日本テニス協会/GODAI)

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写真◎Getty Images

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