18歳ジョイントがワイルドカードの期待に応えて大会白星デビュー「かなり緊張していた」 [ブリスベン国際]
2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月29日~1月5日/賞金総額119万ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、18歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)が予選勝者のマディソン・イングリス(オーストラリア)との地元勢対決を6-3 6-4で制して大会デビュー戦を勝利で飾った。
ワンブレーク差で第1セットを先取したジョイントは第2セット4-2から4-4に追いつかれたが、続く2ゲームを連取して1時間32分でツアーレベルのマッチ2勝目(シングルス)を挙げた。
元ジュニア世界ランク20位のジョイントは2024年シーズンにITFツアー2勝を挙げるなどしてWTAランキング600位台から最高110位まで躍進し、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した。
「今日は凄く調子がよかった。この数週間にたくさん練習していたから、その成果を発揮しようと心掛けていた」とブリスベンに拠点を置くジョイントは試合後にコメントした。
「サングラスをしていると顔全体が見えないのがいいと思う。かなり緊張していたから」
オーストラリアン・オープンでも本戦ワイルドカードを受け取っているジョイントは次のラウンドで、第10シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
「ドローを見て、(1回戦に勝てばアザレンカと対戦できるから)この試合に凄く勝ちたいと思っていたの。自分のプレーがどれくらい通用するか楽しみだわ」とジョイントは次戦を見据えた。
そのほかの試合ではエリナ・アバネシアン(アルメニア)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、アシュリン・クルーガー(アメリカ)、マッカートニー・ケスラー(アメリカ)、レナタ・サラスア(メキシコ)、アンナ・ブリンコワ(ロシア)、スーザン・ラメンズ(オランダ)が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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