土居美咲がUSオープン8強のベキッチを倒す金星で大会初の準々決勝進出 [東レPPO]

国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦9月16~22日/賞金総額82万3000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した土居美咲(ミキハウス)が第7シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-6(5) 6-3で倒す金星を挙げ、大会初のベスト8進出を決めた。試合時間は1時間36分。

 今大会に2年連続8度目の出場となる28歳の土居は、プレミア5大会だった2013年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は予選を突破して5度目の本戦入りを決めたあと、1回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に2-6 1-6で敗れていた。

東レ パン・パシフィック・オープン2019|トーナメント表

 この結果で土居は、ベキッチとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。今シーズンは2度対戦し、2月のアカプルコ(WTAインターナショナル/ハードコート)の1回戦は6-0 6-3で、8月のサンノゼ(WTAプレミア/ハードコート)の1回戦では6-4 3-6 6-4で、いずれもベキッチが勝っていた。

 23歳のベキッチは先のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で初のグランドスラム8強入りを果たし、世界ランク自己最高の21位で今大会を迎えていた。

 今週の土居は、1回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-1 6-2で破って勝ち上がっていた。

 土居は準々決勝で、第2シードのキキ・バーテンズ(オランダ)とアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)の勝者と対戦する。

 日比野菜緒(ブラス)とのペアでダブルスにも出場している土居は、青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)との準々決勝を控えている。

※写真は土居美咲(ミキハウス)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 19: Misaki Doi of Japan celebrates after Donna Vekic of Croatia during day four of the Toray Pan Pacific Open at Utsubo Tennis Cent on September 19, 2019 in Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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