2023年&24年大会準優勝者のカサキナが好スタート「戻ってくることができてうれしい」 [アデレード国際]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「アデレード国際」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードのダリア・カサキナ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したオリビア・ガデツキ(オーストラリア)を6-2 6-3で下して好スタートを切った。

 第1セット3-0とリードしたカサキナは第4ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、2セットで合計5度ブレークに成功して1時間22分で勝利を決めた。

「アデレードは私がキャリアでもっとも多くプレーした大会だと思う。シーズンの始まりでもあるし、戻ってくることができてうれしいわ」と2023年&24年大会準優勝者のカサキナは試合後にコメントした。

「今日の戦略は脚をよく動かしてできるだけ多くのポイントを取り、チャンスがあればアグレッシブにプレーすることだった」

 カサキナは次のラウンドで、ワイルドカードを得て参戦した16歳のエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア)と対戦する。昨年の全豪ジュニアで準優勝を飾ったジョーンズは予選勝者のワン・シンユー(中国)を6-4 6-0で退け、ツアーレベルの初勝利を挙げた。

 そのほかの試合では第5シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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