耐え抜いたキーズがサムソノワの途中棄権で決勝進出「彼女は最初からとてもいいプレーをしていた」 [アデレード国際]

写真はマディソン・キーズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「アデレード国際」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)が7-5 5-7 0-3とリードされた時点で腹筋のケガを理由に棄権したためマディソン・キーズ(アメリカ)の勝利が決まった。

 サムソノワは接戦の末に第1セットを先取したが、第2セット5-4から6ゲームを連取された時点で試合続行を断念したため1時間59分で試合が終了した。

「相手のリタイアで勝つのは当然ながら不本意なことだけど、何とか踏み止まって勝ち残ることができたことを誇りに思う」とキーズは試合後にコメントした。

「彼女(サムソノワ)は最初からとてもいいプレーをしていた。それに対して粘り強く耐え抜き、できる限り長く試合に留まることができたことにとても満足している」

 キーズはキャリア14回目のツアー決勝で、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を7-6(4) 6-3で破って勝ち上がった同胞で第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、コンビ2戦目のグオ・ハンユー(中国)/アレクサンドラ・パノワ(ロシア)がベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)/ラウラ・シグムンド(ドイツ)とのノーシード対決を7-5 6-4で制してタイトルを獲得した。


女子ダブルスで優勝を飾ったグオ・ハンユー(中国/左)とアレクサンドラ・パノワ(ロシア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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