前年の準優勝者ジェン・チンウェンがセンターコートの開幕試合に勝利で新シーズンをスタート [オーストラリアン・オープン]

写真はジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)が開幕し、センターコートのオープニングマッチとなる女子シングルス1回戦で第5シードのジェン・チンウェン(中国)が予選勝者のアンカ・トドーニ(ルーマニア)を7-6(3) 6-1で退け新シーズンのスタートを切った。試合時間は1時間56分。

 試合は雨により、ロッド・レーバー・アリーナの屋根を閉じて行われた。ジェンは男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」(WTA500/ハードコート)を欠場したため、この試合が今季の初戦だった。

 同大会に4年連続出場となる22歳のジェンは、昨年の大会でグランドスラム自己最高の準優勝をマーク。第12シードから6試合を勝ち抜き、決勝でアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に3-6 2-6で敗れていた。

 昨シーズンにトップ10デビューしたジェンは8月にパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)で金メダルに輝き、ツアー2勝を挙げて初出場を果たした11月の女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」(サウジアラビア・リヤド/室内ハードコート)では決勝で惜敗したが準優勝を飾った。

 ジェンは2回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)とヘイリー・バティスト(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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