最速217km、サービス強化に取り組むデミノーが快勝で3回戦へ「かなりうまく狙えていた」 [オーストラリアン・オープン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が予選勝者のトリスタン・ボイヤー(アメリカ)を6-2 6-4 6-3で退けベスト32に進出した。

 最初のサービスゲームで唯一のブレークを許したデミノーは続く6ゲームを連取して第1セットを先取し、残りの2セットで相手のサービスゲームを合計3度破って1時間59分で勝利を決めた。

 スタンフォード大学でのカレッジテニスを経て2023年にプロ転向を果たした23歳のボイヤーについてあまり知らなかったデミノーはチームが偵察したところ危険なプレーヤーだとわかったが、「最終的には自分が最高のテニスを発揮すること」が大事だという結論に達して試合に臨んだ。

 身長183cmながら最速217kmのサービスで6本のエースを決めたデミノーは、試合を通してファーストサーブからのポイントを88%の高確率で取って主導権を握り続けた。

「サービスでフリーポイントを取るのは長年の目標だった。センターに強いサービスを打ったりスライスを使ったりして変化をつけているけど、かなりうまく狙えていたと思う。今までは3球目を有利にプレーするにはパワーが足りないことが多過ぎた」とデミノーは試合後に好調だったサービスについて話し、精度を落とさずに時速10~15kmほどアップしたことでポイント獲得率が上がったのだと説明した。

 デミノーは次のラウンドで、同胞のファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)が2-6 0-1とリードされた時点で棄権したため勝ち上がった第31シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles