背中の疲労骨折から復帰後1年でシード選手として戻ってきたバドーサが3年ぶりの16強入り「今日はメンタルな戦いだった」 [オーストラリアン・オープン]

写真は3年ぶりの16強入りを決めたパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第11シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が第17シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 4-6 6-3で振りきり3年ぶりのベスト16進出を決めた。

 ワンブレーク差でセットを分け合ったあとバドーサが第3セットで3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間32分で試合を締めくくった。

「今日は特に風もあったから簡単じゃなかった。最初の2試合を屋根の閉じたコートでプレーしたから凄く調子はよかったけど、今日は屋外でまったく違うコンディションだったから少し難しかった。今日はメンタルな戦いだったから、勝つことができてうれしい」とバドーサは試合後の記者会見で語った。

「1週目は自分のプレーレベルが高かったと感じている。この3試合目を含め、メンタル的には更に高いレベルを見せることができたと思う」

 背中の疲労骨折に苦しみ約半年の離脱を経て昨年1月に復帰した元世界ランク2位のバドーサは序盤には苦しんだものの徐々に調子を取り戻し、5月の時点で140位まで落ちていたランキングを12位(最高11位)まで上げて今大会を迎えている。

「今のところ調子はいいし、その面でたくさん練習を積んできた。ときどき心配になるのは背中だけど、ここまでは完璧に反応している」とバドーサは現時点での状態について話した。

 バドーサは次のラウンドで、第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を7-6(3) 6-1で倒す番狂わせを演じて勝ち上がったオルガ・ダニロビッチ(セルビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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