シフィオンテクがラドゥカヌを圧倒「ボールが言うことを聞いてくれているような感じだった」 [オーストラリアン・オープン]

写真は第1セット1-1から最後の11ゲームを連取して圧勝したイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-1 6-0で退けベスト16に進出した。

 過去3戦でシフィオンテクから1セットも取ったことがないラドゥカヌは第2ゲームをキープしたが、そこから1ゲームも奪えずシフィオンテクが1時間10分で圧勝した。

「もちろん素晴らしい気分だわ。ボールが私の言うことを聞いてくれているような感じだった。だからかなりリラックスできたし、最終的にすべての戦術とやりたいことの全部ができたと感じた。だからそのままやり続けたの」とシフィオンテクは試合後の記者会見で語った。

「スコアがどうであれ、私は同じ姿勢と集中力を保つように心掛けている。自分のプレーをしているだけよ。うまくいっているのに止める必要はないでしょ?」

 昨年10月からチームに加わった新コーチのウィム・フィセッテ(ベルギー)について、「今日の試合はほとんど完璧だったから関係ないけど、効果絶大とまでは言わないまでも練習中や私が何かに苦しんでいるときに彼が多くのサポートと理解を与えてくれていると感じている」とシフィオンテクは話した。

「私がいいプレーをするためにはあらゆる面でうまく機能する必要がある。今のところうまくいっているからよりリラックスできているし、間違いなく昨年よりも自分のテニスに少し自信が持てるようになったと感じているわ」

 シフィオンテクは次のラウンドで、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を4-6 6-3 6-3で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のエバ・リス(ドイツ)と対戦する。

 同大会でラッキールーザーの選手が4回戦まで勝ち進んだのは、会場が現在のメルボルン・パークに移ってからは初となる。

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写真◎Getty Images

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