3度目の対決でクデルメトワから初勝利のスビトリーナが6年ぶり3度目のベスト8進出、足の手術からの復帰大会でマッチ4連勝 [オーストラリアン・オープン]

写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第28シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 6-1で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間23分。

 3回戦敗退に終わった昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)が終了したあと足の手術を受けた元世界ランク3位のスビトリーナはシーズンを早めに終了したが、復帰大会でマッチ4連勝を飾った。

 同大会に2年連続12回目の出場となる30歳のスビトリーナは、2018年と19年のベスト8がこれまでの最高成績。産休から復帰後初めてプレーした昨年は第19シードから3試合を勝ち上がったが、背中を痛めたためリンダ・ノスコバ(チェコ)に対する4回戦を第1セット途中で棄権していた。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、クデルメトワは初黒星を喫した。屋外ハードコートでは2021年1月にアブダビ(WTA500)の準々決勝で顔を合わせ、クデルメトワが5-7 6-3 7-6(3)で勝っていた。

 今大会でのスビトリーナは1回戦でソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-4 6-4で、2回戦でキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-1 6-4で、3回戦では第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を2-6 6-4 6-0で破って16強入りを決めていた。

 スビトリーナは準々決勝で、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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