スビトリーナが背中を痛めて途中棄権「撃たれたような痛みを感じた」 [オーストラリアン・オープン]

写真は試合中に背中を痛め、トレーナーのチェックを受けるエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第19シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第1セット0-3とリードされた時点で棄権したため、19歳のリンダ・ノスコバ(チェコ)のベスト8進出が決まった。

 オープニングゲームをブレークされたスビトリーナは第1セット0-2となったときにメディカルタイムアウトを取って背中の治療を受けたあとプレーに戻ったが、続くサービスゲームを落とした時点で試合続行を断念した。

「ケイレンなのか正確にはわからないけど、第1ゲームの最後の2ポイントで撃たれたような痛みを感じたの」とスビトリーナは試合後の記者会見で説明した。

「どうすることもできなかった。背中が完全に固まってしまったの。言うまでもなく、凄く悲しいわ」

 前のラウンドで第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を3-6 6-3 6-4で倒す番狂わせを演じていたノスコバは準々決勝で、第18シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-6(6) 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)と対戦する。

「彼女(イエストレムスカ)は本当に素晴らしいプレーをしていると思う。予選を勝ち抜いて本戦でもいい試合をした。一度も対戦したことがないから実際にどんなプレーするかはわからないけど、アグレッシブな選手だと思っている」とノスコバは次戦を見据えた。

「だから長いラリーはそんなにないと思うけど、彼女のスタイルをよく知らないからあらゆることに備えていなければならないと考えているわ」

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写真◎Getty Images

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