シェルトンが相手の途中棄権で2年ぶりのベスト8進出、力尽きた38歳モンフィスは妻に続けず [オーストラリアン・オープン]

写真は試合後に握手を交わすベン・シェルトン(アメリカ/右)とガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、38歳のガエル・モンフィス(フランス)が第4セット第2ゲームの途中で棄権(シェルトンから7-6(3) 6-7(3) 7-6(2) 1-0)したため第21シードのベン・シェルトン(アメリカ)がベスト8に進出した。

 一度もブレークがないままタイブレークでセットを分け合ったあとモンフィスは第3セットで先に相手のサービスゲームを破った直後に追いつかれ、3度目のタイブレークを制したシェルトンが第4セット第1ゲームブレークしたあとのサービスゲームで40-0としたところでモンフィスがリタイアを申し入れたため2時間57分で試合が終了した。

 同大会に3年連続出場となる22歳のシェルトンは、初の海外遠征で渡豪した2023年大会で準々決勝に進出。第16シードで臨んだ昨年は、3回戦でベテランのアドリアン・マナリノ(フランス)に6-7(4) 6-1 7-6(2) 3-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。モンフィスは前哨戦のオークランド(ATP250/ハードコート)でATPツアー史上最年長のチャンピオンとなっていたが、連勝は「8」でストップした。

 今大会でのシェルトンは1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ)を7-6(3) 7-5 7-5で、2回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-3 6-3 6-7(4) 6-4で、3回戦では第16シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-3 3-6 6-4 7-6(5)で破って16強入りを決めていた。

 シェルトンは次のラウンドで、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦する。ソネゴは4回戦で、予選勝者で19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)を6-3 6-2 3-6 6-1で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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