地元オーストラリア期待のデミノーがミケルセンを退け4年連続の4回戦を初めて突破、ネクストジェン出場メンバーは全滅 [オーストラリアン・オープン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が20歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-0 7-6(5) 6-3で退け、母国の四大大会で初めて準々決勝に進出した。試合時間は2時間9分。

 同大会に5年連続9度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる25歳のデミノーは、3度(2022~24年)のベスト16がこれまでの最高成績だった。第10シードで臨んだ昨年は、4回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に4-6 7-6(5) 7-6(4) 3-6 0-6で敗れていた。

 昨シーズンにトップ10デビュー(最高6位)したデミノーは年末にインスタグラムを通し、今大会の女子シングルスに第22シードで出場しているケイティ・ブルター(イギリス)と婚約したことを発表した。

 この結果でデミノーは、ミケルセンとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。グランドスラム大会では昨年5月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦で顔を合わせ、デミノーが6-1 6-0 6-2で勝っていた。

 今大会でのデミノーは1回戦でボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-1 7-5 6-4で、2回戦で予選勝者のトリスタン・ボイヤー(アメリカ)を6-2 6-4 6-3で、3回戦では第31シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を5-7 7-6(3) 6-3 6-3で破って16強入りを決めていた。

 地元オーストラリアの期待を背負うデミノーは次のラウンドで、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは4回戦で、第13シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-3 3-6 6-3 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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