シナーが初のITF世界チャンピオンに、シフィオンテクは2年ぶり2度目の栄誉

写真はヤニク・シナー(イタリア/左)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が月曜日に公式サイトを更新し、ヤニク・シナー(イタリア)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)がシングルスの2024年ITF世界チャンピオンに選ばれたと発表した。

 ITF世界チャンピオンはATPランキングまたはWTAランキングの年末世界1位の選手が必ずしも選ばれる訳ではなく、1年間を通して各プレーヤーの成績を測るシステムに従ってITFによって決められる。

 23歳のシナーが初の栄誉に輝き、23歳のシフィオンテクは2年ぶり2度目の選出となった。

 昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初タイトルを獲得したシナーは準決勝で敗れたフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)のあとイタリア人選手として初めて世界ナンバーワンとなってからその座を維持し続け、9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と11月の男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)も制して73勝6敗と圧倒的なシーズンを送った。

 シフィオンテクは昨年のUSオープンのあとにドーピング違反で受けた1ヵ月の停止処分も影響して10月に世界ナンバーワンの座をアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に取り返されたが、クレーコートシーズン(パリ五輪を除く)に21勝1敗と目覚ましい戦績を残してフレンチ・オープンで3年連続4度目の栄冠に輝いた。

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写真◎Getty Images

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