ジョコビッチがグラフを抜く8度目のITF世界チャンピオンに、サバレンカは初の栄誉

写真はオーストラリアン・オープンでのノバク・ジョコビッチ(セルビア/左)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が木曜日に公式サイトを更新し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がシングルスの2023年ITF世界チャンピオンに選ばれたと発表した。

 ITF世界チャンピオンはATPランキングまたはWTAランキングの年末世界1位の選手が必ずしも選ばれる訳ではなく、1年間を通して各プレーヤーの成績を測るシステムに従ってITFによって決められる。

 36歳のジョコビッチが2年ぶり8度目の選出でシュテフィ・グラフ(ドイツ)の7回を抜いて男女を通したシングルスの最多記録を更新し、25歳のサバレンカは初の栄誉に輝いた。

 今シーズンのジョコビッチは決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に惜敗したウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を除くグランドスラム3冠(全豪、全仏、全米)を達成し、11月には男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)で単独トップとなる7度目の優勝を飾って自身の最多記録を更新する8度目の年末世界ナンバーワンを決めた。

 1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)でグランドスラム初制覇を果たしたサバレンカは今季の四大大会すべてで準決勝以上に進出した唯一の女子選手で、9月には初の世界ランク1位をマークするなどツアー3勝を挙げて55勝14敗の戦績を残した。

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写真◎Getty Images

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