上地結衣が単複で準決勝進出、田中愛美はジュ・ジェンジェンとのダブルスで初戦突破 [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は上地結衣(左)/ルーシー・シューカー(三井住友銀行/イギリス)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の車いす女子シングルス準々決勝で、第1シードの上地結衣(三井住友銀行)がリジー・デ グリーフ(オランダ)を6-1 6-2で下してベスト4進出を決めた。試合時間は1時間2分。

 同大会に12年連続出場となる30歳の上地は、2017年と20年にシングルスのタイトルを獲得。昨年は2年連続同一カードの決勝で今回は欠場しているディーダ・デ グロート(オランダ)に5-7 4-6で敗れ、7度目の準優勝に終わっていた。

 上地は準決勝で、第4シードのジェシカ・グリフィオン(オランダ)を6-4 6-1で破って勝ち上がったリー・シャオフイ(中国)と対戦する。

 この日から始まった女子ダブルスの日本勢はマカレナ・カブリラーナ(チリ)/高室冴綺(株式会社スタートライン)を6-1 6-0で退けた第2シードの上地/ルーシー・シューカー(イギリス)と田中愛美(長谷工コーポレーション)/ジュ・ジェンジェン(中国)が初戦を突破したが、船水梓緒里(LINEヤフー株式会社)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)は棄権により不戦敗となった。

 車いすテニスは2023年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会11日目|1月22日◎車いすの部:女子

車いす女子シングルス準々決勝◎試合結果|日本人選手

○1上地結衣(日本/三井住友銀行)[1] 6-1 6-2 ●3リジー・デ グリーフ(オランダ)

車いす女子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手

○8上地結衣/ルーシー・シューカー(三井住友銀行/イギリス)[2] 6-1 6-0 ●7マカレナ・カブリラーナ/高室冴綺(チリ/株式会社スタートライン)

○4田中愛美/ジュ・ジェンジェン(長谷工コーポレーション/中国)6-1 7-5 ●3アンヘリカ・ベルナール/リジー・デ グリーフ(コロンビア/オランダ)

●2船水梓緒里/クオザード・モンジェーヌ(LINEヤフー株式会社/南アフリカ)不戦勝 ○1ジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト(オランダ)[1]

車いす女子シングルス準決勝◎組み合わせ

1上地結衣(日本/三井住友銀行)[1] vs 7リー・シャオフイ(中国)

12ワン・ジイン(中国)[3] vs 16アニーク・ファンクォト(オランダ)[1]

車いす女子ダブルス準決勝◎組み合わせ

1ジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト(オランダ)[1] vs 4田中愛美/ジュ・ジェンジェン(長谷工コーポレーション/中国)

5リー・シャオフイ/ワン・ジイン(中国)vs 8上地結衣/ルーシー・シューカー(三井住友銀行/イギリス)[2]

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写真◎Getty Images

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