ウインブルドン優勝ペアのシニアコバ/タウンゼントが3度目のグランドスラム参戦で2つ目のタイトルを獲得 [オーストラリアン・オープン]

写真は女子ダブルスで優勝を飾ったカテリーナ・シニアコバ(チェコ/右)とテイラー・タウンゼント(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)が第3シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2 6-7(4) 6-3で倒して栄冠に輝いた。

 快調に第1セットを先取したシニアコバ/タウンゼントは5-3からブレークバックを許してタイブレークの末に第2セットを取り返されたあと第3セット第1ゲームでサービスダウンを喫したが、直後に追いつくと3-3から最後の3ゲームを連取して2時間27分で勝利を決めた。

 昨シーズンにペアを結成したシニアコバ/タウンゼントは今回が3度目のグランドスラム参戦で、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続く2つ目のタイトルを獲得した。

 今大会でのシニアコバ/タウンゼントは1回戦でファニ・シュトーラ(ハンガリー)/ルル・スン(ニュージーランド)を6-2 6-4で、2回戦で青山修子(近藤乳業)/穂積絵莉(日本住宅ローン)を7-6(4) 6-2で、3回戦で第16シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ナディヤ・キッチュノック(ウクライナ)を6-3 6-0で、準々決勝で第9シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/ジャン・シューアイ(中国)を6-1 7-5で、準決勝ではパリ五輪銀メダルペアのミルラ・アンドレエワ/ディアナ・シュナイダー(ともにロシア)を6-7(4) 6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 昨年は同大会の決勝で敵味方に分かれて戦ったシェイとオスタペンコは同ペアのデビュー戦となった大会前週の(WTA500/ハードコート)では初戦敗退に終わったが、2戦目で5試合を勝ち抜きグランドスラム決勝の舞台に辿り着いていた。

 ちなみに昨年はシェイ/エリース・メルテンス(ベルギー)がリューメラ・キッチュノック(ウクライナ)/オスタペンコを6-1 7-5で下して優勝していた。

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写真◎Getty Images

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