錦織が相手エースのファーンリーに敗れ、1勝1敗で初日を終了 [デビスカップ日本対イギリス]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」予選1回戦「日本対イギリス」(1月31日、2月1日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の第2試合は日本の錦織圭(ユニクロ:単70位)がイギリスのジェイコブ・ファーンリー(単77位)に3-6 3-6で敗れ、1勝1敗で初日を終えた。試合時間は1時間20分。

 2008年に初めて日本代表入りした35歳の錦織は今回が14回目のデ杯出場で、シングルスの戦績は18勝4敗となった。

 この結果でファーンリーは、錦織との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年11月にヘルシンキ(チャレンジャー125/室内ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、錦織が6-4 6-3で勝っていた。

 オープニングマッチは西岡良仁(ミキハウス:単67位)がイギリスのビリー・ハリス(単129位)を7-5 6-1で下し、日本が先勝していた。

 両国は過去2戦(1931年、2016年)してイギリスが2勝しており、前回対決した2016年3月のワールドグループ1回戦(イギリス・バーミンガム/室内ハードコート)ではイギリスが3勝1敗で勝っている。

 長い歴史を持つデビスカップは2019年に国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(ITFとコスモスのパートナーシップは既に終了)によって開発された新フォーマットに変更されたが、2025年から新たな形式で開催されることになっている。

 昨年まではホーム&アウェー方式の予選ラウンドを経てグループステージのラウンドロビン(4チームによる4グループの総当たり戦)を勝ち抜いた8ヵ国が決勝トーナメントに進出して世界一を争ったが、今年からはホーム&アウェー方式の予選1回戦(26ヵ国13対戦)と予選2回戦(14ヵ国7対戦)を勝ち抜いた7ヵ国が『ファイナル8』に進出し、開催国を加えた8チームがトーナメント方式で戦い優勝チームを決定する。

 ホーム&アウェー方式がシングルス4試合とダブルス1試合(初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合)の3ポイント先取、トーナメント方式はシングルス2試合とダブルス1試合の2ポイント先取で勝者を決め、原則的に勝敗がかかる試合はすべてベスト・オブ・3セットマッチで行われる。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、文中の世界ランクは1月27日付

予選ラウンド1回戦|15日本 1-1 16イギリス[11]

第1日|1月31日(金)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単67位)7-5 6-1 ●ビリー・ハリス(単129位)

第2試合 ●錦織圭(ユニクロ:単70位)3-6 3-6 ○ジェイコブ・ファーンリー(単77位)

第2日|2月1日(土)

第3試合 綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複1261位T)/柚木武(イカイ:複144位)vs ジョー・ソールズベリー(複43位)/ニール・スクプスキー(複16位)

第4試合 西岡良仁(ミキハウス:単67位)vs ジェイコブ・ファーンリー(単77位)

第5試合 錦織圭(ユニクロ:単70位)vs ビリー・ハリス(単129位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり


試合後に握手を交わす錦織圭(ユニクロ/左)とジェイコブ・ファーンリー(イギリス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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