全豪ジュニア優勝者の園部八奏が予選2試合を勝ち抜き初のツアー本戦入り [アブダビ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの園部八奏(与野テニスクラブ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・アブダビ・オープン」(アラブ首長国連邦・アブダビ/2月3~8日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の予選決勝で、17歳の園部八奏(与野テニスクラブ)がクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-3 6-3で下して初のツアー本戦入りを決めた。試合時間は1時間19分。

 2年連続でワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った全豪ジュニア優勝者の園部はキャリア2度目のWTAツアー参戦となるが、前日に行われた1回戦で第12シードのヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-3 6-1で破って初勝利を挙げていた。初挑戦だった昨年は、予選1回戦でベルナルダ・ペラ(アメリカ)に4-6 0-6で敗れていた。

 本戦の組み合わせ決まり、園部は1回戦でユアン・ユエ(中国)と対戦することになった。

 そのほかの日本勢は3組がダブルスにエントリーしており、初戦の相手はブクサ/加藤未唯(ザイマックスグループ)が第4シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/ジャン・シューアイ(中国)、青山修子(近藤乳業)/穂積絵莉(日本住宅ローン)が第2シードのエイジア・ムハメッド(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)、ウルリカ・エイケリ(ノルウェー)/二宮真琴(エディオン)は第3シードのデザレー・クラブチェク(アメリカ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)となっている。

 アブダビ・オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

●9内島萌夏(日本/安藤証券)[3] 1-6 4-6 ○12ソネイ・カータル(イギリス)[11]

○23園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[WC] 6-3 6-3 ●22クリスティーナ・ブクサ(スペイン)

予選1回戦

○9内島萌夏(日本/安藤証券)[3] 7-5 6-2 ●10オリビア・ガデツキ(オーストラリア)

●3伊藤あおい(日本/SBC メディカルグループ)6-7(4) 2-6 ○4ソフィア・ケニン(アメリカ)[WC]

○23園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[WC] 6-3 6-1 ●24ヘイリー・バティスト(アメリカ)[12]

上位出場選手シード順位|女子シングルス

エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[1]
パウラ・バドーサ(スペイン)[2]
ダリア・カサキナ(ロシア)[3]
ユリア・プティンセバ(カザフスタン)[4]

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写真◎Getty Images

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