オスタペンコがパオリーニに圧勝で8強入り「ここは私にとってすべてが始まった場所」 [カタール・オープン]

写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月9~15日/賞金総額365万4963ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-2 6-2で倒して8強入りを決めた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したオスタペンコは第2セット第2ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、そこから最後の6ゲームを連取して1時間3分でパオリーニを圧倒した。

 約1年前に2018年シーズン以来となるトップ10復帰を果たしたオスタペンコは昨年のウインブルドンで8強入りしたあと腹筋のケガにも苦しみ今週までシングルスで連勝することができず、世界ランクを37位まで落として今大会にはノーシードで臨んでいる。

 2014年にウインブルドンのジュニア部門でチャンピオンに輝いたオスタペンコがプロツアーで最初に躍進したのが2016年の同大会で、当時18歳で世界88位だったオスタペンコは決勝でカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)に6-1 4-6 4-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

「ドーハでプレーするのはとても特別なことだと感じている。ここは私にとって、すべてが始まった場所だと思っているから」とオスタペンコは試合後のオンコートインタビューで語った。

 オスタペンコは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソフィア・ケニン(アメリカ)を6-3 6-4で破って勝ち上がったオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。

 そのほかの試合では大会4連覇を目指す第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)とのシード対決を6-3 7-5で制した第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではシフィオンテクがルバキナと、ペグラがアレクサンドロワと、コスチュクはアニシモワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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