セルンドロの地元優勝を阻んだフォンセカが18歳でツアー初タイトルを獲得「信じられないような1週間だった」 [アルゼンチン・オープン]

写真はツアー初優勝を飾った18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「IEB+アルゼンチン・オープン」(ATP250/アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月10~16日/賞金総額68万8985ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)が第5シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-4 7-6(1)で振りきりツアー初優勝を飾った。

 元ジュニア世界ナンバーワンのフォンセカは昨年12月に20歳以下で争われた若手男子選手のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」の第7代チャンピオンに輝いたが、ツアーレベルでは2度のベスト8がこれまでの最高成績だった。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したフォンセカは第2セット5-4と6-5からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして1時間45分で歓喜の瞬間を迎えた。

「信じられないような1週間だった。アルゼンチンにも僕を応援してくれるブラジル人がいる。誰もが自国のファンにこのようなサポートを受けたいと望んでいる。僕にとってこの瞬間は信じられないほど素晴らしいものだ」とフォンセカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「テニスがしたいという僕の夢を叶えるサポートをしてくれた家族と友人、スポンサーにお礼を言いたい。もちろん世界ナンバーワンになりたいしグランドスラム大会でタイトルを獲得したいけど、僕の夢はテニスをすることなんだ。今まさにそれを実現している」

 先に行われたダブルス決勝では、ギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)/テオ・アリバージュ(フランス)がラファエル・マトス/マルセロ・メロ(ともにブラジル)を7-5 4-6 [10-7]で倒してノーシードからタイトルを獲得した。


男子ダブルス優勝のギド・アンドレオッシ(アルゼンチン/右)とテオ・アリバージュ(フランス)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles

S