2つのマッチポイントを凌いだ18歳フォンセカが2試合連続の逆転勝利で初のツアー4強入り「最後まで戦った」 [アルゼンチン・オープン]

写真はジョアン・フォンセカ(ブラジル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「IEB+アルゼンチン・オープン」(ATP250/アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月10~16日/賞金総額68万8985ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)が1セットダウンから巻き返してマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)に3-6 6-4 7-5で競り勝ち、ツアーレベルで初のベスト4進出を決めた。

 ワンブレーク差でセットを分け合ったあとフォンセカは第3セット第1ゲームでサービスダウンを喫したが、第9ゲームで15-40のピンチを凌いでキープしたあと4-5からブレークバックに成功すると続く2ゲームを連取して2時間54分で勝利をもぎ取った。

「このような勝利のために僕たちは努力を積んでいるんだ。ベストのプレーはできていなかったけど、僕は最後まで戦った。さすがに疲れたけどね…」とフォンセカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「それでも勝つことはできると最初から信じていたけど、奮闘した末に準決勝に勝ち進むことができて最高の気分だ。マリアーノとの試合は簡単じゃなかったけど、自分の戦いぶりに凄く満足している」

 フォンセカは次のラウンドで、チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)とペドロ・マルチネス(スペイン)の顔合わせとなった。第5シードのセルンドロが第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に3-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめ、マルチネスは第3シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)右ふくらはぎのケガを理由に棄権したため不戦勝で4強入りが決まった。

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写真◎Getty Images

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