既にコーチとしてのキャリアを開始している41歳ベルダスコがジョコビッチとペアを組んだカタール・オープンのダブルスで現役生活に終止符

写真は現役生活最後の試合を終えた41歳のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)、後ろはパートナーを務めたノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「カタール・エクソンモービル・オープン」(ATP500/カタール・ドーハ/2月17~22日/賞金総額303万5960ドル/ハードコート)の男子ダブルス準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのペアでワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った41歳のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)が第2シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)に5-7 4-6で敗れ、現役生活に別れを告げた。

 ジョコビッチ/ベルダスコは月曜日に行われた1回戦で、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)/カレン・ハチャノフ(ロシア)を6-1 6-1で破って勝ち上がっていた。

 2023年9月のセビリア(チャレンジャー125/クレーコート)を最後に公式戦でプレーしていなかったベルダスコは既にコーチとしてのキャリアをスタートしており、アブダラ・シェルベイ(ヨルダン)やアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)らの指導に携わっている。

 2001年にプロ入りしたベルダスコはツアー通算シングルス7勝&ダブルス8勝を挙げ、単複でトップ10プレーヤー(自己最高シングルス7位、ダブルス8位)となった。グランドスラム大会のシングルスでは2009年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で4強入りしたのが最高成績で、ダビド・マレーロ(スペイン)とのダブルスでは2013年ATPファイナルズ(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得した。

 デビスカップのスペイン代表としても活躍したベルダスコは3度(2008~09年、11年)の優勝に貢献し、アルゼンチンに対する2008年大会の決勝では母国を4年ぶり3度目の世界一をもたらす3勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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