アルカラスが6-1 4-1から挽回を許すも同じ2003年生まれのナルディを退け2回戦をクリア「第3セットでやり直すことができて本当によかった」 [カタール・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「カタール・エクソンモービル・オープン」(ATP500/カタール・ドーハ/2月17~22日/賞金総額303万5960ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が同じ2003年生まれで予選勝者のルカ・ナルディ(イタリア)を6-1 4-6 6-3で振りきり8強入りを決めた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したアルカラスは4-1から5ゲームを連取されて第2セットを取り返されたが、第3セット2-1からブレークしたリードを最後まで守りきって1時間52分で勝利をもぎ取った。

「第2セット4-1の40-40から彼(ナルディ)が何度かいい形でポイントを取り、それからまるで世界ランク1位のようなプレーをし始めたように見えた。僕は何もできなかった」とアルカラスは第2セットで逆転された場面を振り返った。

「とにかく踏み止まり、メンタル的に強くいようと心掛けた。こちらのエネルギーレベルが落ちたかもしれないけど、それは彼のほうを称えるべきだ。すべてを忘れ、第3セットでやり直すことができて本当によかったよ」

 2週間前のロッテルダムから続く連勝を「7」に伸ばしたアルカラスは次のラウンドで、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)を6-4 6-2で破って勝ち上がったイリ・ラフェチュカ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第8シードのジャック・ドレイパー(イギリス)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではデミノーがルブレフと、メドベージェフがオジェ アリアシムと、ドレイパーはベレッティーニと顔を合わせる。

 同日には今大会を最後に引退する意向を表明していた41歳のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのペアでワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取ったダブルスの準々決勝で第2シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)に5-7 4-6で敗れ、現役生活に別れを告げた。

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写真◎Getty Images

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