2020年大会覇者ルブレフがオジェ アリアシムに競り勝ち5年ぶり3度目の決勝進出「ブレークするには幸運が必要だった」 [カタール・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「カタール・エクソンモービル・オープン」(ATP500/カタール・ドーハ/2月17~22日/賞金総額303万5960ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に7-5 4-6 7-6(5)で競り勝ち今季初優勝に王手をかけた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあと試合を通して21本のサービスエースを決めたオジェ アリアシムはすべてサービスキープで進んだ第3セット第12ゲームで30-40のピンチを凌いでタイブレークに持ち込んだが、6-3とリードしたルブレフが4度目のマッチポイントをものにして2時間46分の激闘に終止符を打った。

「すべてを出し尽くした。今日は凄く厳しかった。彼(オジェ アリアシム)にあのようなサービスを打たれたらできることはあまりないと感じた。ブレークするには幸運が必要だった」とルブレフは試合を振り返った。

「とにかく予測して、チャンスがきたら思いきっていこうと考えていた。第3セット6-5のときは最初のマッチポイントでチャンスだったけど、僅かにミスをしてしまった」

 2020年大会チャンピオンのルブレフは昨年8月のモントリオール以来となる決勝で、イリ・ラフェチュカ(チェコ)を3-6 7-6(2) 6-3で破って勝ち上がった第8シードのジャック・ドレイパー(イギリス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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