5週間ぶりの復帰戦に臨んだ西岡良仁は途中棄権で初戦敗退、ラッキールーザーのガストンが2回戦へ [マイアミ・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~30日/賞金総額1125万5360ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、西岡良仁(ミキハウス)が4-6 1-3とリードされた時点で左肩のケガを理由に棄権したためユーゴ・ガストン(フランス)の勝利が決まった。

 5週間ぶりの復帰戦に臨んだ西岡は第5ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落とし、第2セットから初のブレークに成功した直後にリタイアしたため1時間1分で試合が終了した。

 2日前に予選決勝で敗れたガストンは、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が背中のケガで欠場したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 同大会に5年連続10度目(2013年と15年の予選敗退を含む)の出場となる29歳の西岡は、2016年と22年の3回戦進出が最高成績。昨年はラッキールーザーとして本戦でプレーしたが、1回戦でフラビオ・コボッリ(イタリア)に6-1 1-6 4-6で逆転負けを喫していた。

 この結果でガストンは、西岡との対戦成績を2勝0敗とした。両者は2020年9月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ガストンが6-4 7-6(4) 3-6 6-2で勝っていた。

 ガストンは次のラウンドで、第29シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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