サバレンカが前年の優勝者コリンズを倒して2年ぶり3度目のベスト8進出「サービスの調子が戻ってきてうれしい」 [マイアミ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月18~30日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がディフェンディング・チャンピオンで第14シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4 6-4で下し、2年ぶり3度目の8強入りを決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したサバレンカは第2セットも2-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間18分で試合を締めくくった。

「オーストラリアン・オープンではあまりサービスがよくなかったから、あれから調子を取り戻すために重点的に取り組んできた。今のサービスには凄く満足しているし、ダニエルとの試合では本当に賢く打てていたと思う」とサバレンカは試合後に語った。

「ある瞬間にはできるだけ強く打っていたから速いサービスを打とうとしているように見えていたかもしれないけど、ほとんどの場合はかなり頭を使って打ち分けていたの。サービスの調子が戻ってきてうれしいわ」

 コリンズに対する戦績を7勝0敗としたサバレンカは次のラウンドで、20歳のアシュリン・クルーガー(アメリカ)を6-2 7-6(3)で破って勝ち上がった第9シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第22シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第23シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)がシード対決に敗れ、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と第17シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)はシードダウンを喫した。

 リネッテがガウフを6-4 6-4で倒し、ラドゥカヌはアニシモワを6-1 6-3で退けた。第10シードのパウラ・バドーサ(スペイン)は腰のケガを理由に棄権し、エアラが不戦勝で4回戦を突破した。

 準々決勝ではシフィオンテクがエアラと、ペグラがラドゥカヌと、パオリーニはリネッテと顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles

S