パオリーニがイタリア人女子選手として初のベスト4進出 [マイアミ・オープン]

写真はジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月18~30日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)がマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-3 6-2で退け、イタリア人選手として初のベスト4進出を決めた。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫したあと4ゲーム連取で逆転したパオリーニは残りのサービスゲームをキープして第1セットを先取し、第2セットで2度ブレークに成功して1時間17分で試合を締めくくった。

 昨シーズンに飛躍を遂げてトップ10入りを果たしたパオリーニはフレンチ・オープンとウインブルドンで準優勝を飾るなど同年のグランドスラム大会で18勝4敗の好成績を残したが、今季に入ってから3試合以上連続で勝っのは今大会が初となる。

「今シーズンは悪くなかったと思うけど、いい結果が出ていなかった。でも私はそこにいた。多くの試合に負けたけど、相手は強敵だった」とパオリーニは試合後に語った。

「厳しかったけど、もう少しのとこまではきていると自分に言い聞かせていたの。あと少し自信が必要なだけだったのかもしれない。それがここで得られたような気がするわ」

 パオリーニは次のラウンドで、第9シードのジェン・チンウェン(中国)を6-2 7-5で破って勝ち上がった第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。サバレンカが同大会の同ラウンドでプレーしたのは2年ぶり3度目だったが、初勝利を挙げた。

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写真◎Getty Images

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