サバレンカがペグラを倒して大会初優勝「ようやく決勝で最高のテニスができた」 [マイアミ・オープン]

写真は大会初優勝を飾ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月18~30日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を7-5 6-2で倒して大会初優勝を飾った。

 26歳のサバレンカがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、1月のブリスベン以来で通算19回目(準優勝16回)となる。マイアミに拠点を持つサバレンカだが、同大会では2021年と23年のベスト8がこれまでの最高成績だった。

 一進一退の第1セットを6-5から4度目のブレークに成功して先取したサバレンカは第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫したが、続く4ゲームを連取して逆転すると4-2から最後の2ゲームを連取して1時間28分で勝利を決めた。

「あの(第1セット6-5からの)ゲームは正直に言ってまったく別のレベルだった。すべてがうまく噛み合い、ゲームに変化をつけることができて本当によかったと思う。非常に重要なゲームだった」とサバレンカはターニングポイントを振り返った。

 オーストラリアン・オープンとインディアンウェルズの決勝で敗れていたサバレンカにとって、大きな意味を持つ勝利となった。

「ようやく決勝で最高のテニスができた。この結果とパフォーマンスに凄く満足している」とサバレンカは試合後に語った。

「正直に言うと、また決勝で負けたくはなかった。決勝で負けるのは本当に辛い。だから誰かにそう言われても、『承知している。厳しいバトルになるのはわかっているけど、覚悟はできている』という感じだった」

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写真◎Getty Images

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