野口莉央/清水悠太がダブルスでタイトルを獲得、シングルスは前年覇者の内山靖崇がベスト8 [釜山チャレンジャー]

写真は男子ダブルスで優勝を飾った野口莉央(明治安田/左)と清水悠太(三菱電機)(写真提供◎清水悠太:三菱電機所属)


 ATPツアー下部大会「釜山オープン」(チャレンジャー125/韓国・釜山/4月14~20日/賞金総額20万ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、野口莉央(明治安田)/清水悠太(三菱電機)が第1シードのホー・レイ(台湾)/マシュー クリストファー・ロミオス(オーストラリア)を7-6(7) 6-4で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間20分。

 ともに全日本テニス選手権のシングルスで優勝した実績を持つ野口と清水は、今大会で初めてペアを組んでチャレンジャー大会に参戦。同ペアは2017年6月に昭島(ITF1万5000ドル/砂入り人工芝コート)で準優勝を飾るなど、ITFツアーで4勝2敗の戦績を残していた。

 チャレンジャー大会の同種目でタイトルを獲得したのは26歳の野口が3度目、25歳の清水は7度目となる。

 今大会での野口/清水は1回戦で第2シードのバシル・キルコフ(アメリカ)/バート・ステフェンス(オランダ)を7-6(3) 6-3で、準々決勝でランクマール・ラマナタン(インド)/ワン・アオラン(中国)を6-3 7-5で、準決勝ではコディ・ピアソン/アダム・ウォルトン(ともにオーストラリア)を7-5 3-6 [10-6]で破って決勝進出を決めていた。

 7人が本戦入りしたシングルスの日本勢は前年覇者の内山靖崇(積水化学工業)が第5シードから2試合を勝ち上がったが、準々決勝で第1シードのウォルトンに5-7 7-5 3-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

試合結果◎日本人選手|本戦

男子シングルス準々決勝

●8内山靖崇(日本/積水化学工業)[5] 5-7 7-5 3-6 ○1アダム・ウォルトン(オーストラリア)[1]

男子シングルス2回戦

○8内山靖崇(日本/積水化学工業)[5] 6-1 1-6 7-6(1) ●5クォン・スンウ(韓国)[WC]

●4清水悠太(日本/三菱電機)2-6 6-7(4) ○1アダム・ウォルトン(オーストラリア)[1]

男子シングルス1回戦

○8内山靖崇(日本/積水化学工業)[5] 7-6(4) 6-3 ●7マッツ・ローゼンクランツ(ドイツ)[Q]

●17トゥロター・ジェームズ(日本/Shink)[7] 3-6 3-6 ○18スー・ユーシャオ(台湾)

●3島袋将(日本/有沢製作所)3-6 1-6 ○4清水悠太(日本/三菱電機)

●21綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)3-6 6-7(4) ○22アレックス・ボルト(オーストラリア)

●2野口莉央(日本/明治安田)0-6 2-6 ○1アダム・ウォルトン(オーストラリア)[1]

●12坂本怜(日本/IMG)5-7 4-6 ○11ジェイソン・クブラー(オーストラリア)[PR]

男子ダブルス決勝

○15野口莉央/清水悠太(明治安田/三菱電機)7-6(7) 6-4 ●1ホー・レイ/マシュー クリストファー・ロミオス(台湾/オーストラリア)[1]

男子ダブルス準決勝

○15野口莉央/清水悠太(明治安田/三菱電機)7-5 3-6 [10-6] ●9コディ・ピアソン/アダム・ウォルトン(オーストラリア)

●6スー・ユーシャオ/島袋将(台湾/有沢製作所)4-6 4-6 ○1ホー・レイ/マシュー クリストファー・ロミオス(台湾/オーストラリア)[1]

男子ダブルス準々決勝

●11ナム・ジソン/上杉海斗(韓国/江崎グリコ)6-2 6-7(4) [8-10] ○9コディ・ピアソン/アダム・ウォルトン(オーストラリア)

○6スー・ユーシャオ/島袋将(台湾/有沢製作所)不戦勝 ●7内山靖崇/綿貫陽介(積水化学工業/SBC メディカルグループ)

○15野口莉央/清水悠太(明治安田/三菱電機)6-3 7-5 ●14ランクマール・ラマナタン/ワン・アオラン(インド/中国)

男子ダブルス1回戦

○11ナム・ジソン/上杉海斗(韓国/江崎グリコ)7-6(2) 6-4 ●12ダニエル・クキエルマン/ジョシュア・パリス(イスラエル/イギリス)[4]

●13スン・ファジン/内田海智(中国/富士薬品)1-6 6-2 [7-10] ○14ランクマール・ラマナタン/ワン・アオラン(インド/中国)

○15野口莉央/清水悠太(明治安田/三菱電機)7-6(3) 6-3 ●16バシル・キルコフ/バート・ステフェンス(アメリカ/オランダ)[2]

○6スー・ユーシャオ/島袋将(台湾/有沢製作所)2-6 6-0 [10-7] ●5ブレイク・ベイルドン/リース・スタルダー(オーストラリア/アメリカ)[3]

○7内山靖崇/綿貫陽介(積水化学工業/SBC メディカルグループ)6-0 6-2 ●8アントワーヌ・エスコフィエ/ルカ・サンチェス(フランス)

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写真提供◎清水悠太:三菱電機所属

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