4年ぶりに出場した2014年大会準優勝者の錦織がクレーコートシーズン2大会目を勝利でスタート [マドリッド・オープン]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月23日~5月4日/賞金総額805万5385ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-4 3-6 6-3で振りきり、記念すべきツアーレベルのマッチ450勝目を挙げた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取した錦織は1-2からサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット5-3からのサービスゲームで迎えた合計4度目のマッチポイントを3本目のサービスエースでものにして1時間59分で勝利を決めた。

 同大会に4年ぶり10度目の出場となる35歳の錦織は、ATPマスターズ1000大会で初めて決勝に進出した2014年の準優勝がこれまでの最高成績。前回プレーした2021年は、2回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に3-6 2-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今シーズンの錦織はデビスカップを含む7大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど11勝8敗の戦績で今大会を迎えている。

 クレーコートシーズン2大会目を勝利でスタートした錦織は次のラウンドで、第29シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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