シングルス決勝を前にシフィオンテクの単複2冠のチャンスは消滅 [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の本戦13日目は、男子シングルスと女子ダブルスの準決勝などが行われた。
 
 ニコール・メリカ(アメリカ)とのペアで臨んだ女子ダブルスで敗れたイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、ロラン・ギャロスでシングルスとダブルスの双方でタイトルを獲得した20年ぶりの女子プレーヤーになるチャンスを逃した。

 メリカ/シフィオンテクは2時間28分の試合で第14シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)に6-7(5) 6-1 4-6で競り負け、シフィオンテクは土曜日のシングルス決勝に先立ちかなりのエネルギーを消耗することになった。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 同大会で単複ともに優勝した最後の女子プレーヤーは、2000年のメアリー・ピアス(フランス)となっている。

 19歳のシフィオンテクはシングルスで決勝進出を決めており、翌日には第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と女王の座を争うことになる。

 グラーチ/クラブチェクは決勝で、第4シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)を6-2 4-6 7-5で破って勝ち上がった第2シードのティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は女子シングルス準決勝でのイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

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