前週の東京で国際プロ大会初優勝を飾った17歳の園部八奏がマッチ6連勝で2回戦へ、トップシードの伊藤あおいは初戦敗退 [W100カンガルーカップ国際女子]
国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「カンガルーカップ国際女子オープンテニス」(ITFワールドテニスツアーW100/岐阜県岐阜市・長良川テニスプラザ/本戦4月29日~5月4日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の本戦2日目は、女子シングルス1回戦残り12試合と女子ダブルス1回戦3試合が行われた。
シングルスのシード勢は第3シードのマナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)と第8シードのデスタニー・アイアバ(オーストラリア)が2回戦に駒を進めたが、第1シードの伊藤あおい(SBC メディカルグループ)、第2シードのレベッカ・マリノ(カナダ)、第4シードのマディソン・イングリス(オーストラリア)、第5シードの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、第6シードのタリア・ギブソン(オーストラリア)は敗れた。
マリノが予選勝者のジェン・ウーシュアン(中国)に0-6 1-3とリードされた時点で棄権したほか、本玉真唯(安藤証券)がイングリスを6-1 6-4で下し、石井さやか(ユニバレオ)が柴原に7-5 2-6 7-5で競り勝ち、予選勝者のヒナ・イノウエ(アメリカ)がギブソンを6-4 7-5で退け、予選勝者のリゼット・カブレラ(オーストラリア)は伊藤を6-4 3-6 6-3で倒してそれぞれシードダウンを演じた。
前週の東京(W100/ハードコート)で国際プロ大会初優勝を飾った17歳の園部八奏(与野テニスクラブ)はエミナ・ベクタス(アメリカ)を6-4 6-4で破り、連勝を「6」に伸ばした。
ダブルスでは第2シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/清水綾乃(Team LB)、チャン・スジョン(韓国)/ジェン・ウーシュアン(中国)、ホン イ コディ・ウォン(香港)/ジュ・リン(中国)が初戦を突破した。
5月1日(木)は10時00分から、女子シングルス2回戦8試合と女子ダブルス1回戦残り4試合が行われる予定になっている。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト(前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)、Ret.は途中棄権
本戦2日目◎4月30日|試合結果
女子シングルス1回戦
○2リゼット・カブレラ(オーストラリア)[Q] 6-4 3-6 6-3 ●1伊藤あおい(日本/SBC メディカルグループ)[1]
○5リャン・エンシュオ(台湾)[Q] 5-7 6-4 6-3 ●6加治遥(日本/島津製作所)[WC]
○7ヒナ・イノウエ(アメリカ)[Q] 6-4 7-5 ●8タリア・ギブソン(オーストラリア)[6]
○10本玉真唯(日本/安藤証券)6-1 6-4 ●9マディソン・イングリス(オーストラリア)[4]
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○12園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[SE] 6-4 6-4 ●11エミナ・ベクタス(アメリカ)
○13ランラーナ・タラルディー(タイ)6-1 7-5 ●14宮崎百合子(イギリス)[Q]
○18石井さやか(日本/ユニバレオ)7-5 2-6 7-5 ●17柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[5]
○20小池愛菜(日本/IMG Tokyo)[Q] 4-6 6-4 6-3 ●19細木咲良(日本/原商)[Q]
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○24マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[3] 6-0 6-1 ●23岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)
○25デスタニー・アイアバ(オーストラリア)[8] 3-6 6-3 6-2 ●26アリアナ・アーセノー(カナダ)[Q]
○29シ・ハン(中国)6-3 6-1 ●30アリアンヌ・ハトーノ(オランダ)
○31ジェン・ウーシュアン(中国)[Q] 6-0 3-1 Ret. ●32レベッカ・マリノ(カナダ)[2]
女子ダブルス1回戦
○2ホン イ コディ・ウォン/ジュ・リン(香港/中国)6-7(4) 7-6(4) [10-7] ●1リゼット・カブレラ/ヘザー・ワトソン(オーストラリア/イギリス)[1]
○8チャン・スジョン/ジェン・ウーシュアン(韓国/中国)6-0 6-0 ●7木村心優/向山莉央(岐阜西TC/中京大学)[WC]
○16小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Team LB)[2] 6-4 7-5 ●15小池愛菜/園部八奏(IMG Tokyo/与野テニスクラブ)[WC]

予選からマッチ3連勝を飾った18歳の小池愛菜(IMG Tokyo)(写真提供◎岐阜県テニス協会)
写真提供◎岐阜県テニス協会
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