サン マロ優勝の大坂なおみがエラーニを退けツアーレベルのクレーコートで今季初勝利 [イタリア国際]
WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で世界ランク48位の大坂なおみ(フリー)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した同177位のサラ・エラーニ(イタリア)を6-2 6-3で退け、ツアーレベルのクレーコートで今季初勝利を挙げた。
5-1からサービスダウンを喫した直後に3度目のブレークに成功して第1セットを先取した大坂は第2セットで1-3とリードを許したが、そこから最後の5ゲームを連取して1時間19分で試合を締めくくった。
前週のサン マロ(WTA125/クレーコート)で産休から復帰後の初優勝を飾った大坂は、連勝を「6」に伸ばした。
同大会に2年連続6度目の出場となる27歳の大坂は、2019年のベスト8がこれまでの最高成績。3年ぶりにプレーした昨年は、4回戦でジェン・チンウェン(中国)に2-6 4-6で敗れていた。
この結果で大坂は、エラーニとの対戦成績を3勝0敗とした。昨年は3月にインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、大坂が6-3 6-1で勝っていた。
昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。
大坂は次のラウンドで、第9シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する予定になっている。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
女子シングルスの日本勢は大坂以外に内島萌夏(安藤証券)がダイレクトインしており、初戦の相手はエバ・リス(ドイツ)となっている。
イタリア国際はWTA1000に格付けされる大会で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。
上位出場選手シード順位|女子シングルス
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1]
イガ・シフィオンテク(ポーランド)[2]
ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[3]
ココ・ガウフ(アメリカ)[4]
マディソン・キーズ(アメリカ)[5]
ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[6]
ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[7]
ジェン・チンウェン(中国)[8]
※[ ]数字はシード順位
写真◎Getty Images
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