内転筋のケガから復帰のアルカラスが快調に再スタート「正直に言って自分でも驚いている」 [イタリア国際]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月7~18日/賞金総額805万5385ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が予選勝者のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-3 6-3で下して好スタートを切った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、アルカラスはこの試合が初戦だった。4月のモンテカルロで初優勝を飾った22歳のアルカラスはオルガ・ルーネ(デンマーク)に6-7(6) 2-6で敗れた翌週のバルセロナ決勝で内転筋を痛め、母国の首都マドリッドで開催されるATPマスターズ1000大会の欠場を余儀なくされていた。

 5-2からサービスダウンを喫した直後に3度目のブレークに成功して第1セットを先取したアルカラスは第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間22分で勝利を決めた。

「今日は大会の初戦に相応しい素晴らしい試合だった。正直に言って、自分でも驚いている。もっと悪い試合になる思っていたから凄くうれしい」とアルカラスは試合後に語った。

「もっとも重要なのはケガをした箇所が試合中にどのような状態になるかだったけど、今日はとてもよかった。痛みなく動くことができたし、いい1日だった」

 アルカラスは次のラウンドで、第31シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-0 6-3で破って勝ち上がったラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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