2試合連続逆転勝利の大坂なおみがブーズコバを退け2年連続16強入り [イタリア国際]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、世界ランク48位の大坂なおみ(フリー)が同53位のマリー・ブーズコバ(チェコ)に4-6 6-3 6-3で逆転勝利をおさめた。

 3-3からサービスダウンを喫して第1セットを落とした大坂はワンブレーク差で第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間26分で試合を締めくくった。

 前週のサン マロ(WTA125/クレーコート)で産休から復帰後の初優勝を飾った大坂は、連勝を「8」に伸ばした。

 同大会に2年連続6度目の出場となる27歳の大坂は、2019年のベスト8がこれまでの最高成績。3年ぶりにプレーした昨年は、4回戦でジェン・チンウェン(中国)に2-6 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、ブーズコバとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)と21年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、いずれも大坂がストレートで勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したサラ・エラーニ(イタリア)を6-2 6-3で、2回戦ではラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を2-6 7-5 6-1で破って勝ち上がっていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は次のラウンドで、ペイトン・スターンズ(アメリカ)と対戦する。スターンズは3回戦で、第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を2-6 6-2 7-6(3)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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