大坂なおみがラッキールーザーのゴルビッチに崖っぷちからの逆転勝利で2回戦を突破 [イタリア国際]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、世界ランク48位の大坂なおみ(フリー)が同87位のビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)に2-6 7-5 6-1で逆転勝利をおさめた。

 2ゲームしかキープできずに第1セットを落とした大坂は第2セット4-4からサービスダウンを喫したが、続く8ゲームを連取して主導権を握ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチを問題なくキープして1時間50分で試合を締めくくった。

 前週のサン マロ(WTA125/クレーコート)で産休から復帰後の初優勝を飾った大坂は、連勝を「7」に伸ばした。ゴルビッチは予選決勝で敗れたが、第9シードで出場予定だったパウラ・バドーサ(スペイン)が背中のケガを理由に欠場したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 同大会に2年連続6度目の出場となる27歳の大坂は、2019年のベスト8がこれまでの最高成績。3年ぶりにプレーした昨年は、4回戦でジェン・チンウェン(中国)に2-6 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、ゴルビッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2021年7月に東京オリンピック(東京・有明テニスの森/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、大坂が6-3 6-2で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したサラ・エラーニ(イタリア)を6-2 6-3で破り、ツアーレベルのクレーコートで今季初勝利を挙げていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は3回戦で、第18シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)とマリー・ブーズコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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