ガウフがラドゥカヌを退け準々決勝へ「試合ごとにレベルが上がっている」 [イタリア国際]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)、後ろはエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)が2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-1 6-2で退け8強入りを決めた。

 試合を通して直面した3つのブレークポイントをすべてセーブしたガウフは1ゲームしか落とさず第1セットを先取し、第2セット1-2から最後の5ゲームを連取して1時間19分で快勝した。

「エマはどのサーフェスでも常にタフな相手だから、自分のプレーには満足している。自分のレベルは試合ごとに上がっているし、(準優勝を飾った)マドリッドは正しい方向へのステップだった」とガウフは試合後にコメントした。

「今日はフォアハンドが大きな武器になったと思う。多くのチャンスを作っていいポイントを取ることができた」

 ガウフは次のラウンドで、第22シードのクララ・タウソン(デンマーク)を5-7 6-3 6-2で破って勝ち上がった第7シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

 ふたりは過去3戦してガウフが全勝しており、約2週間前のマドリッド準々決勝ではガウフが7-5 6-1で勝っている。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第8シードのジェン・チンウェン(中国)、第13シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)、第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、ペイトン・スターンズ(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第25シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第29シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)はそれぞれシード対決で上位選手に敗れた。

 準々決勝ではサバレンカがジェンと、パオリーニがシュナイダーと、スビトリーナはスターンズと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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