第2セット0-4の劣勢を覆したパオリーニがシュナイダーに逆転勝利で準決勝へ「流れの行き来が激しかった」 [イタリア国際]

写真はジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)が第13シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)に6-7(1) 6-4 6-2で逆転勝利をおさめ、WTA1000大会でキャリア3度目のベスト4進出を果たした。

 4-0から追いつかれたあと6-5からブレークバックを許してもつれ込んだタイブレークの末に第1セットを落としたパオリーニは第2セット0-4から反撃して第2セットを取り返し、第3セット0-2から最後の6ゲームを連取して2時間22分で試合を締めくくった。

 同大会の同種目でイタリア人選手が4強入りしたのは、2014年のサラ・エラーニ(イタリア)以来でパオリーニが5人目(オープン化以降)となる。

「本当に厳しい試合だった。勝ち抜くことができて本当にうれしい。流れの行き来が激しかった」とパオリーニは試合を振り返った。

「ポイントごとに道を見つけ、最後まで戦い抜いた。もちろん観客の応援も大きかった。だからこそ勝つことができて本当によかった」

 パオリーニは次のラウンドで、第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-2 4-6 7-6(4)で破って勝ち上がったペイトン・スターンズ(アメリカ)と対戦する。

 スターンズは第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に対する3回戦(2-6 6-2 7-6(3))と大坂なおみ(フリー)に対する4回戦(6-4 3-6 7-6(4))に続いて大接戦を制し、キャリア初のWTA1000大会準決勝進出を決めるとともに本戦3試合連続で第3セットのタイブレークで勝つというWTAツアー史上初の快挙を成し遂げた。

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写真◎Getty Images

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