ルブレフが今季2度目の3連勝で準決勝へ「僕には勝利が必要」 [ハンブルク・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Bitpandaハンブルク・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/5月18~24日/賞金総額215万8560ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-1 3-6 6-3で振りきりベスト4進出を決めた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したルブレフは2-3から唯一のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット第2ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間53分で試合を締めくくった。

 今シーズンのルブレフは2月にドーハで通算17回目のツアー優勝を飾ったが、その後は一度も連勝することができず2勝7敗の戦績で今大会を迎えていた。

「準決勝に進出できてうれしい。ここ数試合は僕が求めていたものだった。勝利が必要だし、厳しい試合でテニスの感覚があまりないときのように苦闘することが不可欠だ。でも僕は何とか勝っている」とルブレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は前よりもずっといいプレーができた。もう1試合できるのは僕にとって大きな意味がある。少し遠ざかっていたけど、このような試合が必要だったんだ」

 2020年大会チャンピオンのルブレフは次のラウンドで、アレクサンドル・ミュレー(フランス)を7-6(4) 6-7(6) 6-3で破って勝ち上がった第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、フラビオ・コボッリ(イタリア)とトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)の顔合わせとなった。コボッリがロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-6(4) 6-0で倒し、エチェベリはイリ・ラフェチュカ(チェコ)を7-5 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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