ルブレフがドレイパーを倒して5年ぶりの優勝「同じ大会で2度優勝したのは初めてだから本当にうれしい」 [カタール・オープン]

写真は5年ぶりの優勝を飾ったアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、左後ろは準優勝のジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「カタール・エクソンモービル・オープン」(ATP500/カタール・ドーハ/2月17~22日/賞金総額303万5960ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が第8シードのジャック・ドレイパー(イギリス)を7-5 5-7 6-1で振りきり5年ぶりの優勝を飾った。

 27歳のルブレフがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年5月のマドリッド以来で通算17回目(準優勝10回)となる。

 競り合いの末にセットを分け合ったあとルブレフが第3セットで5-0とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをラブゲームでキープして2時間4分で勝利を決めた。

 オーストラリアン・オープン以来の大会出場だった23歳のドレイパーはツアー3勝目を目指していたが、ルブレフに4連敗を喫した。

「素晴らしい気分だ。同じ大会で2度優勝したのは初めてだから、本当にうれしいよ」とルブレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「前日はお互いに遅くまで3セットマッチを戦っていたから2人とも本当に疲れていたと思う。お互いに疲れ果てていたから難しかったけど、何とかいいレベルでプレーできた。第2セットを落としたときに僕は迷いを断ち切り、のびのびとプレーできるようになったんだ」

 先に行われたダブルス決勝では、ジュリアン・キャッシュ/ロイド・グラスプール(ともにイギリス)がジョー・ソールズベリー/ニール・スクプスキー(ともにイギリス)を6-3 6-2で下して今季2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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