ルバキナがアダッド マイアをフルセットで退け5年ぶりの決勝進出「このような展開は予想していた」 [ストラスブール国際]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA500/フランス・ストラスブール/5月18~24日/賞金総額106万4510ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第9シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を7-6(7) 1-6 6-2で振りきり今季初優勝に王手をかけた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に落としたアダッド マイアは第2セット1-1から7ゲームを連取して形勢を逆転したが、ルバキナが第3セット1-2から3度連続でブレークに成功して2時間46分で勝利を決めた。

「本当に厳しい試合だった。ビア(アダッド マイア)とはいつも大変な試合をしているから、このような展開になるのは予想していた」とルバキナは試合を振り返った。

「第2セットでは彼女のプレーがよくなったから付いていくのが難しかった。第3セットでいきなりブレークされたけど、そのあとは離されないように目の前のポイントに集中しようと心掛けた。それで何とか逆転することができたわ」

 2020年大会準優勝者のルバキナは昨年4月以来となる通算20回目のツアー決勝で、ダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。

 両者はすべてハードコートで過去5戦してサムソノワが4勝1敗でリードしているが、最後にプレーした昨年2月のアブダビ準決勝ではルバキナが6-0 4-6 6-2で勝っている。

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写真◎Getty Images

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