シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月25日～6月8日／クレーコート）の女子シングルス1回戦で、第4シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）がユアン・ユエ（中国）を6-1 4-6 6-3で振りきり大会をスタートした。試合時間は1時間38分。

　同大会に9年連続出場となる29歳のパオリーニは第12シードで臨んだ昨年の大会で初めてグランドスラム決勝に進出し、イガ・シフィオンテク（ポーランド）に2-6 1-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

　昨年の四大大会で18勝4敗の好成績をおさめたパオリーニは前哨戦のローマ（WTA1000／クレーコート）で地元優勝を飾っており、連勝を「7」に伸ばした。

　パオリーニは次のラウンドで、マヤ・ジョイント（オーストラリア）とアイラ・トムヤノビッチ（オーストラリア）の勝者と対戦する。

　そのほかの試合では第11シードのディアナ・シュナイダー（ロシア）、第16シードのアマンダ・アニシモワ（アメリカ）、第18シードのドナ・ベキッチ（クロアチア）、オルガ・ダニロビッチ（セルビア）、アナスタシア・ポタポワ（ロシア）、ジル・タイヒマン（スイス）、ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場した17歳のイバ・ヨビッチ（アメリカ）、予選勝者のレイレ・ロメロ ゴルマス（スペイン）とサラ・ベイレク（チェコ）が2回戦に駒を進めた。

　第26シードのマルタ・コスチュク（ウクライナ）が19歳のベイレクに3-6 1-6で、第27シードのレイラ・フェルナンデス（カナダ）がダニロビッチに3-6 1-6で、第29シードのリンダ・ノスコバ（チェコ）はポタポワに7-5 1-6 5-7で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会初日◎5月25日｜主な試合結果

女子シングルス1回戦

○4ジル・タイヒマン（スイス）6-4 6-4 ●3ルクレツィア・ステファニーニ（イタリア）[Q]

○7オルガ・ダニロビッチ（セルビア）6-3 6-1 ●8レイラ・フェルナンデス（カナダ）[27]

○16アマンダ・アニシモワ（アメリカ）[16] 6-3 4-1 Ret. ●15ニーナ・ストヤノビッチ（セルビア）[Q]

○17ディアナ・シュナイダー（ロシア）[11] 7-6(3) 6-2 ●18アナスタシヤ・ソボレワ（ウクライナ）[Q]

○21レイレ・ロメロ ゴルマス（スペイン）[Q] 7-6(3) 6-2 ●22ティアンソア・ラコトマンガ ラジャオナ（フランス）[WC]

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○33ジャスミン・パオリーニ（イタリア）[4] 6-1 4-6 6-3 ●34ユアン・ユエ（中国）

○39アナスタシア・ポタポワ（ロシア）5-7 6-1 7-5 ●40リンダ・ノスコバ（チェコ）[29]

○41ドナ・ベキッチ（クロアチア）[18] 7-5 6-7(4) 6-1 ●42アンナ・ブリンコワ（ロシア）

○51イバ・ヨビッチ（アメリカ）[WC] 6-3 5-7 6-4 ●52レナタ・サラスア（メキシコ）

○58サラ・ベイレク（チェコ）[Q] 6-3 6-1 ●57マルタ・コスチュク（ウクライナ）[26]