シェルトンが2023年大会1回戦で敗れたソネゴにフルセット勝利で雪辱 [フレンチ・オープン]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第13シードのベン・シェルトン(アメリカ)がロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 4-6 3-6 6-2 6-3で倒して大会をスタートした。試合時間は3時間31分。

 両者はこれが4度目の対決だったが、ソネゴは3敗目を喫した。全仏では2023年の1回戦で顔を合わせており、ソネゴが6-4 3-6 6-3 6-3で勝っていた。

 11大会連続12回目(予選敗退に終わった2021年全米を含む)の四大大会参戦となる22歳のシェルトンは、2023年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で4強入りしたのがこれまでの最高成績。第15シードで臨んだ昨年の全仏では、3回戦でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に4-6 2-6 1-6で敗れていた。

 シェルトンは次のラウンドで、ユーゴ・ガストン(フランス)と予選を勝ち上がってきたユーゴ・ブランシェ(フランス)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第15シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)、カンタン・アリス(フランス)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、ヴィート・コプリバ(チェコ)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のダニエル エライ・ガラン(コロンビア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエミリオ・ナバ(アメリカ)、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)、予選勝者のマッテオ・ジガンテ(イタリア)が2回戦に駒を進めた。

 第21シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)はアリスに6-7(4) 1-4とリードされた時点で棄権したため、初戦で姿を消した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)、Ret.は途中棄権

大会初日◎5月25日|主な試合結果

男子シングルス1回戦

○68ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)[LL] 7-6(6) 6-3 3-6 6-7(4) 7-5 ●67ヴァランタン・ロワイエ(フランス)[WC]

○74カンタン・アリス(フランス)7-6(4) 4-1 Ret. ●73トマーシュ・マハーチュ(チェコ)[21]

○77エミリオ・ナバ(アメリカ)[WC] 6-2 7-5 7-5 ●78ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)

○81フランシス・ティアフォー(アメリカ)[15] 6-4 7-5 6-4 ●82ロマン・サフィウリン(ロシア)

○85ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)6-1 3-6 6-3 6-2 ●86ハイメ・ファリア(ポルトガル)

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○93ヴィート・コプリバ(チェコ)6-4 6-3 4-6 6-7(6) 6-1 ●94チアゴ・モンテーロ(ブラジル)

○100ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)3-6 6-7(3) 6-4 6-3 6-3 ●99キリアン・ジャケ(フランス)[Q]

○113ベン・シェルトン(アメリカ)[13] 6-4 4-6 3-6 6-2 6-3 ●114ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)

○118マッテオ・ジガンテ(イタリア)[Q] 6-4 6-2 6-0 ●117ベンジャミン・ハッサン(レバノン)[Q]

○125ファビアン・マロジャン(ハンガリー)6-2 6-3 7-6(3) ●126ルカ・ナルディ(イタリア)

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写真◎Getty Images

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