21歳エムペシ ペリカールが自国のグランドスラム大会で初勝利をマーク「観客が後押ししてくれて最高の気分だった」 [フレンチ・オープン]

写真はジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス/手前)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)男子シングルス1回戦で、第31シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)がジズー・ベレキス(ベルギー)を4-6 6-3 7-6(5) 6-4で退け大会初勝利を挙げた。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたエムペシ ペリカールは3-2から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、競り合いながらも続く2セットを連取して3時間18分で試合を締めくくった。

 昨年のATPアワードでもっとも上達した選手賞に選ばれた21歳のエムペシ ペリカールは同大会に過去4度出場したが、2020年と21年の予選&ダブルスを含めすべて初戦敗退に終わっていた。

「(第3セットのタイブレークで)0-5になったときは少しずつ挽回しようと考えていた。目の前のポイントに集中し、5-5や6-5のときは観客が皆で僕を後押ししてくれて最高の気分だった」とエムペシ ペリカールは試合を振り返った。

「フィジカル的にも厳しい試合だったから、水曜日(の2回戦)に向けて万全の準備を整えたいと思う」

 エムペシ ペリカールは次のラウンドで、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のチアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)を3-6 6-4 6-3 7-5で破って勝ち上がったダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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