パリ五輪銅メダリストのムゼッティが思い出の地で好スタート「最高の瞬間はまだこれから」 [フレンチ・オープン]

写真はロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を7-5 6-2 6-0で退け、トップ10プレーヤーとしてプレーする初の四大大会を勝利でスタートした。

 昨年8月に同会場で行われたパリ五輪で銅メダルを獲得したムゼッティは5-5から初のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セット1-2から最後の11ゲームを連取して2時間7分で試合を締めくくった。

 クレーコート前哨戦3大会でプレーしたムゼッティはATPマスターズ1000シリーズのモンテカルロで準優勝を飾るなど13勝3敗の好成績を残し、世界ランク自己最高の7位(5月26日付)で今大会を迎えている。

「センターコートで今年最初にプレーする男子選手になるということでプレッシャーを感じていた。信じられないほど名誉なことだ。僕はここで素晴らしい試合をたくさんしてきたし、素晴らしい思い出がたくさんある」とムゼッティは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今月は凄くよかった。多くの目標を達成したけど、最高の瞬間はまだこれからだ。自分のレベルを一段上げるために必要な方向を見つけることができた。それを示すためにここにいる訳だから、それができるよう願っている」

 ムゼッティは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したヴァランタン・ロワイエ(フランス)を7-6(6) 6-3 3-6 6-7(4) 7-5で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のダニエル エライ・ガラン(コロンビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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