ゼッピエーリにストレート勝利のアルカラスがタイトル防衛に向けて好発進 [フレンチ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が予選勝者のジュリオ・ゼッピエーリ(イタリア)を6-3 6-4 6-2で下して大会連覇に向けた挑戦をスタートした。試合時間は1時間56分。

 同大会に6年連続出場(2020年の予選敗退を含む)出場となる22歳のアルカラスは、昨年の大会でタイトルを獲得。第3シードから勝ち進んだアルカラスは決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3 2-6 5-7 6-1 6-2で倒し、四大大会で3度目の栄冠に輝いた。

 前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で今季3勝目を挙げて今大会を迎えているアルカラスは、連勝を「7」に伸ばした。

 アルカラスは次のラウンドで、前日にルカ・ナルディ(イタリア)を6-2 6-3 7-6(3)で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。

 そのほかの試合では前哨戦のマドリッド(ATP1000/クレーコート)でマスターズ初制覇を果たした第7シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、2021年大会準優勝者で第20シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第23シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第25シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、アレハンドロ・タビロ(チリ)、ユーゴ・ガストン(フランス)が2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会2日目◎5月26日|主な試合結果

男子シングルス1回戦

○75ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)6-7(3) 6-7(4) 6-4 6-2 6-2 ●76セバスチャン・バエス(アルゼンチン)

○88セバスチャン・コルダ(アメリカ)[23] 6-2 4-6 6-3 6-2 ●87ルチアーノ・ダルデリ(イタリア)

○97キャスパー・ルード(ノルウェー)[7] 6-3 6-4 6-2 ●98アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)[Q]

○101アレハンドロ・タビロ(チリ)5-7 6-3 6-2 1-6 6-3 ●102アルトゥール・カゾー(フランス)[WC]

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○104アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)[25] 7-5 6-4 1-2 Ret. ●103西岡良仁(日本/ミキハウス)

○115ユーゴ・ガストン(フランス)2-6 6-0 2-6 6-3 6-4 ●116ユーゴ・ブランシェ(フランス)[Q]

○120ステファノス・チチパス(ギリシャ)[20] 7-5 6-3 6-4 ●119トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)

○128カルロス・アルカラス(スペイン)[2] 6-3 6-4 6-2 ●127ジュリオ・ゼッピエーリ(イタリア)[Q]

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写真◎Getty Images

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