ガウフがフレンチ・オープン初戦でラケットを忘れるハプニング「バッグに入っていると思っていた…」

写真はスタンドの陣営に向けてバッグを開いてラケットがないことをアピールするココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)がオリビア・ガデツキ(オーストラリア)を6-2 6-2で下して好スタートを切った。

 2セットとも常に先行したガウフが各セットで一度ずつサービスダウンを喫したが、両セットとも3度ずつブレークに成功して1時間11分で勝利を決めた。

 試合前にベンチでバッグを開けたガウフはラケットが入っていないことに気付き、慌てて探してきた陣営から受け取ったボールボーイに届けられるというハプニングがあった。この状況を伝えられたガデツキも思わず笑い、プレー前の緊張が少しほぐれた。

「自分としてはラケットはバッグに入っていると思っていたの。ドリンクなどがたくさん入っていて重みは十分あったから」とガウフは試合後に受けたスポーツチャンネルの取材で語った。

「マドリッドで(以前に同じことをした)フランシス・ティアフォー(アメリカ)をからかったけど、もう何も言えないわ。コーチのせいよ」

 2022年大会準優勝者のガウフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したクロエ・パケ(フランス)を4-6 6-3 7-5で破って勝ち上がった予選勝者のテレサ・バレントバ(チェコ)と対戦する。

 昨年のジュニア部門で単複2冠に輝いた18歳のバレントバは今大会がグランドスラム一般の部に初挑戦だったが、第3セット2-5から最後の5ゲームを連取する逆転劇を演じて本戦白星デビューを飾った。

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写真◎Getty Images

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