ジェン・チンウェンがアランゴの守備力に手を焼きながらもストレート勝利で3回戦へ「ネットに出てフィニッシュしようと思っていた」 [フレンチ・オープン]

写真はストレート勝利で2回戦を突破したジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第8シードのジェン・チンウェン(中国)がエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)を6-2 6-3で下してベスト32に進出した。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫したあと直ぐに立て直して第1セットを先取したジェンは第2セットで2度先行しながらその都度追いつかれたが、もう一度ブレークに成功して1時間37分で勝利を決めた。

 昨年8月にパリ五輪で金メダルに輝いたジェンは、同会場での連勝を「8」に伸ばした。

 アランゴを倒すために長いラリー戦に耐えなければならなかったジェンは21回ネットに出て18ポイントを奪い、試合を通して31本のウィナーを決めた。

 ダイレクトインで初めてグランドスラム本戦出場を果たした24歳のアランゴは、初戦で20歳の新鋭アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)を6-0 2-6 6-3で倒して白星デビューを飾っていた。

「彼女(アランゴ)とプレーするのは簡単じゃなかった。ディフェンスのスキルが素晴らしかった」とジェンは試合を振り返った。

「短い球が来たらネットに出てポイントをフィニッシュしようと思っていた。ベースラインに留まっていたら彼女が全部返してくるから」

 ジェンは次のラウンドで、エバ・リス(ドイツ)を6-4 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のビクトリア・ムボコ(カナダ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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