ペグラがアメリカ勢対決を制して3回戦へ、次は肩のケガから復帰した2019年大会準優勝者ボンドルソバ [フレンチ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がアン・リー(アメリカ)との同胞対決を6-3 7-6(3)で制してベスト32に進出した。試合時間は1時間43分。

 同大会に2年ぶり9度目の出場となる31歳のペグラは、2022年のベスト8がこれまでの最高成績。前回プレーした2023年は第3シードで臨んだが、3回戦でエリース・メルテンス(ベルギー)に1-6 3-6で敗れていた。

 クレーコートシーズンのペグラはアメリカ特有のグリーンクレーで開催された4月のチャールストン(WTA500)でタイトルを獲得したが、ヨーロッパのレッドクレーでは4大会に参戦して3勝4敗と負け越した。

 ペグラは次のラウンドで、第25シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-0 4-6 6-3で破って勝ち上がった2019年大会準優勝者のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)と対戦する。

 2023年ウインブルドン女王のボンドルソバは肩のケガで一時戦線を離脱し、2月のドバイ(WTA1000/ハードコート)以来となる復帰戦に臨んでいる。

 そのほかの試合では第6シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第20シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第32シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、ヘイリー・バティスト(アメリカ)が3回戦に駒を進めた。

 背中のケガから復帰後2戦目に臨んでいた2021年大会チャンピオンで第15シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)はブーズコバに0-6 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

大会5日目◎5月29日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○65ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[6] 6-3 6-4 ●68アシュリン・クルーガー(アメリカ)

○72ユリア・プティンセバ(カザフスタン)[32] 7-6(5) 6-3 ●70ガーランド・ジョアンナ(台湾)[Q]

○92マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)6-0 4-6 6-3 ●89マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)[25]

○96ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[3] 6-3 7-6(3) ●94アン・リー(アメリカ)

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○106ヘイリー・バティスト(アメリカ)6-3 6-2 ●107日比野菜緒(日本/ブラス)[Q] 

○115ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)6-0 6-3 ●113バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[15]

○120エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[20] 6-1 6-3 ●118エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)

○122マリー・ブーズコバ(チェコ)6-1 6-4 ●123ソナイ・カルタル(イギリス)

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写真◎Getty Images

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